いいUIデザインとは、かたち(UIの造形)ではなく、時間(体験)だと考えます。だめな体験を提供してしまっているUIは、ユーザーの貴重な人生の時間を無駄にする時間ドロボウでもあるといえます。
単により短い時間で目的を達成できるだけではなく、システムと接している間、ストレスなくこころよくいられるように。楽しく、使い続けたいと感じられる魅力があるように。画面の中にとどまらず使う人とシステムの関係性からはじまっている、あるべきユーザー体験の実現のために、UIのふるまいはどうあるべきでしょうか。
“わざわざ”あえて何かさせるような感覚ではなく、“もともと”そうするのを自然と感じ利用されるように、使う人のストーリーと知覚・行為・身体性から導き出して設計するために守るべきガイドラインです。